11/22/09    serendip


最近serendipityという言葉を知りました。

英辞郎によると

”別のものを探しているときに、偶然に素晴らしい幸運に巡り合ったり、素晴らしいものを発見したりすることのできる、その人の持つ才能”

という意味だそうです。

研究の世界において偶然の発見というのは大事だし、醍醐味でもあると思っています。科学の歴史を見ても偶然の発見なんていう例は色々あるし、当然といえば当然なのだけど。

偶然の発見には偶然を見逃さない目が必要で、それから偶然を受け入れる心も必要です。あと忘れていけないのが”別のものを探す”ことに一生懸命であること。

Aを真剣に探しながらBを見逃してはいけない、という風に書くとなんとなく矛盾しているように思えるけど、これはちょっと違います。

Aを真剣に探していれば、Bが部屋の隅で小さく光っていてもそれに気付くことができる…かもしれない、ということです。

……なんかちょっとしっくり来ない文章だけど…。

とにかく、日頃なんとなく自分が意識していたことががちゃんと言葉として存在していると知って、なんとなく嬉しかったです。

世の中うまくいかないことがほとんど。それで落ち込んでしまうのもよくあること。

でもしっかりと目を開いて心を研ぎ澄ましていれば(ってそれが難しいけど!)、いくらでも道は切り開くことができる…はず…!?

Serendipity

好きな言葉になりました。


順生は今日で7ヶ月になりました。
離乳食をなかなか食べてくれない〜。


11/02/09    London


長らくご無沙汰しております。

日本滞在はあっという間に過ぎ、ロンドンにやってきました。
こちらに来てからもうすぐ2ヶ月経ち、ようやく生活にも慣れ始めたところです。
ニュージャージーののんびりした空気とは一転、ロンドンは東京に似て忙しいところです。あれもこれもアメリカとは違うなぁという風に毎日感じながら生活している次第です。

これから2年間位ロンドンにいる予定ですが、心機一転、研究も子育てもしっかりやっていきたいと思います。ついでに日記ももうちょっとだけ頻繁に更新したいと思ってます…。

順生は最近ハイハイができるようになりました。
ちょっと前までは寝返りさえできなかったのに…と思うとヒジョーに感慨深いです。



 

06/26/09    Bicycle


ご無沙汰しております。

順生が生まれてから2ヶ月が経ちました。
今のところその名の通り順調に成長してくれています。
成長の過程は以下の通り:


生後3日目
(母乳が欲しいときはこうする)


生後17日
(目でものを追うようになった)


生後40日目
(いつもこうだと助かるのだけど…)


生後2ヶ月
(そう簡単には昼寝してくれない!)

2ヶ月で体重は出生時から比べての80%増。赤ちゃんらしくプリプリしています。毎日元気にギャースカ泣いてお父さんとお母さんを困らせています。

結婚は新たな「門出」といいますが、今度は子供の誕生で「船出」した気分です。しかもいかだみたいなやつで。現在港のあたりをうろうろ彷徨っております。

ひとつ気付いたのは育児とは育児のみにあらず、ということ。
Randy Pausch風に言うとHead fake lessonが満載なわけです…って分かりにくすぎるか…。

自分の近況報告をさせてもらうと、博士論文の発表も無事終わり、晴れてドクターエダになります。卒業後はイギリスのイペリアルカレッジでポスドクとして働くことになりました。そういうことなのでまだしばらく海外にいる予定です。
今年8月に一時帰国してから渡英します。

PS:最近出会ったアインシュタインの言葉が好きになりました:
Life is like riding a bicycle. To keep your balance you must keep moving.

シンプルな言葉だけど、そっと背中を一押ししてくれます。

04/25/09    It's a boy!



とうとうその日はやってきました。

2009年4月22日、午後9時4分、梨絵(妻)が男の子を出産しました!!

体重3140グラム、身長50センチの元気な赤ちゃんです。

予定していなかった帝王切開での出産となり、一時はどうなるかと思いましたが、お母さんも赤ちゃんも最後まで頑張ってくれました。

陣痛が始まったのは21日の夜。
緊張の24時間の末、ようやく赤ちゃんが誕生しました。

わが子をはじめて抱きかかえる瞬間というのは特別だと聞いていたので、自分はどんな気持ちになるのだろうな、と思っていました。

実際のところ、感情のピークは産声を聞いたときでした。
存在感を最大限にアピールしたあの独特の泣き声は、聞こえた瞬間に心がぎゅーんとつかまれた感じになります。

数分後、赤ちゃんを抱きかかえた時は自分は意外と冷静でした。
感動というよりは、よく生まれてきてくれた、と早速ほめてあげい気持ちになりました。

一時は手術室で泡を吹いてぶったおれてしまうんではないかと心配もしましたが、生まれたての赤ちゃんを写真と動画に収めるくらいの余裕はありました。

梨絵の方は極度の緊張と麻酔のせいで意識朦朧。
なので出産直後に二人で「わーい、おめでとう」というわけにはいきません。そういうこともあって、赤ちゃん誕生の実感というのは、翌日、翌々日にじわりじわりとわいてくるのでした。





ちなみに名前は「順生(じゅんせい)」に決めました。
素直でやさしい子に育つように、これから頑張ってお父さんをやっていきたいと思います。

これからもよろしくお願いします。





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